行政書士のぞみ事務所ブログへようこそ。
昨今の再生医療ブームの影響でしょうか、久しぶりに厚労省が公開している「提出された再生医療等提供計画一覧」を見たら、かなりの提供計画が提出されており、ビックリしました。
弊所はさぞかし書類作成で忙しいだろう…と思うかもしれませんが、提出されている一覧のうちの一部です。
では誰がこれらの書類を作成しているのか…
CPCの受託業者、PRPキットの販売メーカー、コンサルなど様々です。
行政書士の独占業務は
「官公署に提出する書類の作成」
となっております。
まぁ、実態としてこれは無視されています。
名目は作成サポートなので。
実態は作成から提出までだったり、名義だけを行政書士がやっていたり。
企業に行政書士が居るのでは?
と思うかもしれません。
居るかもしれませんが、行政書士は勤務する会社などで行政書士業務を行ってはいけない事になっています。
そのため、行政書士が関わる場合は企業から委託され、事務所として行います。
時々、代理だけ行政書士に依頼する場合に別料金がかかるなど聞きますが…
それ、名義貸しではないのか?
疑問に思ったりします。
名義貸しはもちろんNGです。
企業にもいろいろあります。
書類の作成と提出は提携先の行政書士に依頼しますという企業など。
弊所ではこのような案件を受けたりしています。
当然個別に委任状の取り交わしと行政書士業務委任契約書の締結をして業務をします。
これらは法令遵守された企業だなと思います。
申請を依頼して、書類作成から提出まで全部やってもらったよ!!
という場合、行政書士法が無視されているケース。
書類の作成は会社がやってくれたけど、提出は行政書士が提出すると言われたよ!!
という場合、名義貸しの行政書士?企業で行政書士業務をやってはいけないのにやった行政書士?
行政書士がそもそも何をしている人かも私自身、行政書士になるまで知らなかったので、まして医療業界に居てもスタッフの1人のため行政書士と関わる事などなかったです。
MRさんがやってくれる…代理店さんがやってくれる…
大体の事はそうだと思っていました。
申請書類の作成は行政書士の独占業務です。
私は当時知りませんでしたが…
そうです。許認可、届出…それら書類の作成は行政書士しかやっちゃいけないんです。(本人が書くのは問題なし)
本当に書類の作成についてアドバイスだけはしてくれるけれど、作成自体は自分で行う場合もあります。
これは特に行政書士法違反ではないです。
とりあえず、何か大量に書類作らなきゃならないし、手続きもわけがわからない、手間もかかるし全部やって欲しい…
行政書士を紹介してもらうか、業務を扱っている行政書士事務所にご相談ください。
医療系知識が必要な分野のため、専門に扱う行政書士はまだまだ少ないですが…。
医療関係に携わっていた行政書士に依頼したいなら…
弊所にご相談ください。
ほぼ再生医療等のみしか弊所は扱っておりません。
医学系のラボで約8年、医療機関で約5年勤務してから行政書士になったので、むしろ医療関係しか分からない。
つい最近、再生医療等委員会の委員になりました。
とうとう審査する側にもなりました(笑)
提携先の行政書士を探している企業様もご相談ください。
再生医療関連のコンサルも扱っています。
1人で全て対応するため、コンサルについては同時に3件までの受付になっています。
弊所は私が1人で書類作成から提出まで全てを行っています。
担当者が変更になった…という事もありません。
お問い合わせは
nozo615@nozomi-syoshi-office.com
またはブログお問い合わせフォームより。
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