行政書士のお仕事〜1年目は稼げないは本当か?〜

行政書士のお仕事

行政書士のぞみ事務所ブログへようこそ!

今回は「行政書士って稼げるの?」というよく聞く話題について書いてみたいと思います。

ネットで検索してみるとかなりの確率で「1年目は稼げない」「1年目は特に仕事がない」という結果が出てきます。

もちろん1年目から仕事を取っている行政書士もいらっしゃるので全てではありません。

ちなみに、なぜこのような検索をしたかというと、お察しの通りで自分の事務所も十分な生活が出来るとは程遠いくらいにしか利益がないからです…。

当事務所は2019年8月に開業しましたので、このブログを書いている現在(予約投稿のため公開までズレがあります)開業から4ヶ月といったところです。

いつか「こんな時期もあったね」と思える日が来ると思いながらこのブログを書いています。

気になる利益ですが、まだ1年どころか半年も経過していませんが、3ヶ月に1度の会費の捻出に頭を抱えるレベルですね。
事業としての収益だけではとても生活出来ません。
会計ソフトで経理を行っていますが、売上から経費を引いて、利益があるだけマシといった状況です。

恐らくこれでも良い方ではないかと思います。
売上0円という話もやはり見かけるので…。

コネもツテもなく開業していますので、そもそも私が行政書士だと知っている人も数える程度でしょう。

行政書士試験に合格してすぐに開業した場合に、私のようにコネもツテもないという方も多いかとは思いますが、このような場合にはやはり1年目は利益が上がらないという前提で開業準備をされた方が良いかと思います。

そもそも、自分が行政書士だと知られるまでに時間がかかりますので…。
知られてから、今度は依頼に繋がるまでもまた大変です。

仕事がないならヒマだろうと思われるかと思います。

時間の自由度はかなり高いと言えますが、実は意外にも言うほどヒマではありません。
1日で全く仕事をしない日というのは少ないです。

いわゆる単価は低く時間のかかる仕事をしているという部分もあります。
しかし、この仕事があるかないかだけでも変わってくるので、仕事があるのはありがたいのです。

それでは仕事をしている時間以外は何をしているかというと、事務所のブログの記事を書いていたりHPを編集したりしているのが1つ。
もう1つは勉強です。
実務に関する勉強もそうなのですが、改めて民法や会社法などの基本を勉強しなおしています。
私は受験生時代に会社法を捨て科目とした関係で、実務にあたり会社設立のために会社法の勉強をする必要が出たためです。

ちなみに、当初は会社設立は取り扱い業務に含めていなかったのですが、知り合いに来年くらいに会社を設立したい考えているという方がいらっしゃり、ご相談を受けたため10月に入り会社設立業務も取り扱い業務としました。

私のメイン業務である医療関係でも医療法人設立などもありますので、せっかくなので会社設立も業務にしてしまおうという流れでした。

民法については、こちらは契約書作成業務のためです。
自分自身が契約により事業者様のご依頼で仕事をしているので、初めての契約書作成は自分の契約書作成でした。

「稼げないから行政書士を辞めたいと思ったことはあるか?」

こちらも気になる部分かと思います。

3ヶ月目や3年目などいわゆる3のくくりで嫌になる時期は訪れるのはよくある話で、私も最初の3ヶ月目を迎えたところですが…。

辞めたいとは思いませんでした。
行政書士と名乗れる事だけでも何となくモチベーションには繋がっています。
1年まだ経過していませんので、さすがに辞めたいと思うには早いですからね。

確かに会費含めた経費には頭を抱える日々ではありますが、自分がやりたくて開業したわけなので、一時的に「来月の支払いは大丈夫なのか…」と思っても「何とかなるだろう」と思ってここまできています。

何を改善したら良いか?
何をしたら良いか?
などを考えるのもまた開業の醍醐味でもあります。

開業1年目は思うように利益が上がらないというのは確かにあるかと思います。
少なくとも開業4ヶ月目の私は生活出来るだけの利益というものはあげていません。

先輩行政書士の先生も仰っていましたが、とにかく続けていく事で結果に結びつくので辛くても諦めて辞めない事が大切だと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました